最終更新:02時40分
AXLより
Princess Frontier
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ストーリー 全ての始まりは、騎士任官式典パーティーの夜――
王国の若き騎士候補生、リュウ・ドナルベインは、式典の真っ最中、王侯貴族の集う席上で階段に躓いてしまう。
派手にすっ転んで姫様を巻き込んで倒れてしまい、公衆の面前で恥ずかしい姿を晒すことに。
死を命じられてもおかしくない大失態。騎士道不覚悟の不敬罪。幸か不幸か、無礼討ちという最悪の事態は免れたものの……
リュウ・ドナルベインの転落人生は、ここから始まるのである。
そんな彼に下された辞令は、辺境の村で国境警備隊の新任隊長になること。誰の目から見ても左遷。地理上の任地を見ても文字通りの左遷。
「あの……ちなみに、どんな場所なんですか?俺の任地って」
恐る恐る尋ねるリュウに、返ってきた答えは……
「空気が美味くて、緑がたくさんあって、あとは……そうだな。空気が美味い」
そう。彼の任地は、想像を遥かに超えた田舎村。必要以上に空気が美味くて、緑が豊富すぎる場所。
「新しい隊長殿ですねっ、お待ちしておりましたっ」
びしぃ!と自分の額にチョップをかます奇妙な敬礼で、新任隊長のリュウを迎え入れてくれたのは――
明らかに年下の村娘ロコナと、根っからのむっつりスケベな老人ホメロの2人だけ。
「こ、こんなのウソだぁぁぁぁぁッ!」
アクの強い仲間たちと送る、ファンタジックな田舎生活。次々に巻き起こる、トラブルとアクシデント。
……そしてある日、ポルカ村に謎の貴族少年がやって来る。態度がデカく、世間知らずで負けず嫌いのお坊ちゃま。
その正体は……リュウの左遷の原因となった、あのお姫様だった!
村に伝わるという幻の花を探して、てんやわんやの大騒ぎ。能天気で平和な、でも本人たちは必死な。
そんなドタバタ辺境物語が、始まろうとしていた。
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レビュー(というか感想?) 最高評価=5 細かく考察したものではなく、感じたままに評価しただけです。
多少シナリオが整合していなかったり、CGが崩れていても気に入ればいい点数をつけています
<シナリオ>
…4個別ルートに入るまでが結構長いのですが、日常シーンが面白く読みやすく出来ているのでボリュームの大きさの割りにテンポよく感じました。2週目以降は共通ルートスキップ可能。
個別ルートに入ってからもサブキャラや他のヒロインがシナリオに絡んできますので、お気に入りのキャラ以外のルートでもダレることなくプレイすることができました。
序盤から終盤まで笑えるシーンを損なわなかったゲームは久しぶりのような気がします。
管理人のお気に入りはレキルートですた。
<キャラクター>
…5AXLらしく元気で可愛らしいヒロインとお馬鹿な男キャラばかりです。コミカルなSDイラストが所々に使われていて魅力的なヒロイン達をよく引き立てていますが、特に
レキのデレ期突入後が可愛いすぐる(´∀`*)ジン・アロンゾ・ホメロの男3人組は日常シーンではひたすら笑いに走っていますが、要所で見せるシリアスさがかなりイイ!!(・∀・)ですね。最近だと男サブキャラを無駄にしているゲームがかなり多いのもあってかなり好感を持てるサブキャラでした。
<イラスト>
…3原画は前作に引き続き
瀬之本久史氏です。通常&SDイラストを上手く使い分けていて真面目なシーンもお馬鹿なシーンも違和感なく楽しめました。シーンの合間で使われるカットイラストは特に◎。
<エロ>
…2各ヒロイン3シーンずつでグチュ音などのSEは無し。レキだけエロの傾向が…ww
<ディスクレス起動>
可能
<一部気になったこと>
・2週目以降はシーンスキップがついているので便利なのは間違いないのですが、画面がそのままの状態で「シーンスキップしますか?」と繰り返し何回も問われるので面倒に感じやすいかも。
<オススメ度>
…4改めて見直してみてもマイナスらしいマイナスがほとんど見当たらず、完成度の高い作品。無茶な設定を作っていない分盛り上がりに欠けるように感じますが、メイン・サブキャラともに魅力的で楽しませてくれる良作でした。神作には届かないが良作という高い基準で安定しているAXLらしい作品でした。